スペンドタイム
人と地域と社員と,大切な時間をあなたとともに
1.誰もが安心して自分らしく暮らせる地域社会を目指します
2.その方の現状と希望にあった社会活動の場を提供します
3.ご本人中心主義を根幹に社員もともに成長を目指します
4.質の高い支援を目指し、思いと知識と経験を積み重ねていきます
5.オープンで透明性のある良いチームを自ら創出していきます
誰もが安心して自分らしく働き、暮らせる地域社会を目指し、その一人ひとりの現状と希望にあった社会活動の場や成長の機会を提供します。ご本人中心主義を根幹に、質の高い支援ができるよう、思いと知識と経験を積み重ねていくことでスタッフもともに成長を目指します。
代表取締役 片岡 正憲
まず第一に、約15年間携わった障がい福祉サービスをライフワークとして行きたいと考えていました。過去の仕事を通じ、社会に貢献する仕事というものが自らの動機の源泉なること、誰かの為になるということに対して喜びを感じたからです。 特に障がい福祉サービスは人との関わりがより深く、試行錯誤を繰り返す中で、利用者の方が成長する喜び、自分に自信がなかった方がサービスを通じて自己肯定感を取り戻し、自己実現されていく姿に心からこの仕事をしていて良かった。と思うことが多かったからです。
第二に障がいのある方がより自分らしく暮らしやすい地域になるよう貢献したいと考えています。障がいのある方の取り巻く環境はこの15年で大きく変化してきました。特に精神障がいや発達障害に関する一般化が進んだことが上げられます。当初は企業に精神障害というワードを出しただけで、身体しか雇わない。と言われていましたが、最近ではむしろ事務系の求人が多く見られるようになりました。 しかし、まだまだ障がいに対する偏見の壁や、障がいのある方が暮らしやすい地域であると感じていない方が多いのが現状です。事業所の物件を探している際にも、障がいを理由に断られることも多々ありました。事業所の社会参画を通じて、社会側の障がいを感じない地域を目指していきたいと考えています。
第三に地域社会への恩返しです。2006年に自立支援法が成立したのちに株式会社が参入できるようになりました。大学卒業後、小売業に就職し、全くこの業界をしならない中で、縁あって大手障がい福祉サービスを運営する株式会社に入社しました。そこにはもう一つ株式会社の壁がありました。『黒船が来た』と揶揄されることもありましたが、同時に知識も経験もない私を地域の支援者の皆様に受け入れて頂き、多くのことを学ばせて頂きました。自立支援協議会などの活動を通じて支援者の皆様と関われたことが成長に繋がったと思います。これからも学び続けますが、オープンで地域活動に積極的な参加をしていく社風を作ることで今まで学んだ知識や経験を活かして地域に貢献していきたいと考えています。
最後に『支援の質の問題』です。地域活動や様々な勉強会を通じて多くの支援者の方とお会いしてきました。札幌という地域は良い面として社会的リソースが充実している地域と言えます。同時に乱立状態となっており、自分とマッチングした事業所を探すことが難しい地域になっていると思います。 『支援に正解はない』という言葉が良く使われますが、不正解はあると思っています。それは、『虐待的な関わり方』であったり、『自己決定をないがしろにした押し付け』であったり、『根拠のない自らの経験だけからくる支援』などです。 また、日中活動が『いるだけでいい』、『利用者の抱え込みでステップアップさせない』事業所主体の考えなどが散在している状況です。 質の高い支援とは、ご本人の希望する生活や社会活動を営む『思い』×『知識』×『経験』+『チーム支援』だと考えています。この3つ+1はどれかが欠けるとバランスの悪い支援となり、その方に適した支援ができなくなります。
ご本人に寄り添いながら一緒に考え、自己理解を深め、様々な学びや体験をすることで自信を持ってステップアップにチャレンジしていけるような事業所にしていきたいと思い創業を決意しました。